2015年2月1日日曜日

2014年度第9回理学療法開発学定期勉強会 開催報告

2014年12月24日(クリスマスイブ)に第9回理学療法開発学定期勉強会が行われたので,その内容に関して報告させて頂きます。
進捗報告 太田さん(M2)
進捗報告では,太田さん(M2)に勤務先においてトピックとなっている逆行性肩関節置換術に関して報告して頂きました。発表の場では多くの質疑応答が行われ,改めて解剖学,生理学,運動学の大切さを感じました。太田さんは現在,注意障害に対する新たな評価ツールの開発ということで,プログラミング言語等,理工科学の分野を勉強しているそうです。                  
輪読 小松さん(修了生)
輪読では,小松さん(修了生)に統計解析の進め方「相関回帰・分割表の検定」,「多変量解析」に関して発表をして頂きました。相関係数の求め方や検定結果の解釈の仕方,多変量解析とはなにかわかりやすく,丁寧に教えて頂きました。その中でも,統計の使用方法や解釈の仕方を適切に行うことが大切であるということが頭に残りました。
英文抄読 佐藤さん(D3)
英文抄読では,佐藤さん(D3)にNutritional supplementation for stable chronic obstructive pulmonary disease を紹介して頂きました。COPD患者における栄養サポートが各測定指標に与える影響を評価すること,またその有効性が確認された場合の対象に対する分析に関しての内容でした。

皆様,明けましておめでとうございます。更新が大変遅くなってしまい,大変申し訳ありません。今年は博士前期課程において最上級生となります。博士後期課程の方々,博士前期課程の方々,修了生の方々,新入生と一丸となって理学療法開発学領域を活気あるものにできればと考えています。私自身も,臨床・研究と精一杯悔いの残らないように努力し,昨年よりも更に飛躍する年にしたいと思っています。本年もどうぞよろしくお願い致します。

M2 加茂 渉

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