2013年11月7日木曜日

Sanuel Merritt University(サミュエルメリット大学)との大学間交流協定が締結されました

2013年11月4~6日,アメリカ オークランドにあるSanuel Merritt Universityより,Dr. Sharon Diaz学長他,6名の教職員が来学され,本学との学術交流協定が結ばれました。

SMUは看護学部,リハビリテーション学部(PT,OT),足病医学と附属病院を持つ医療系の総合大学で,今後,両校で教育・研究の交流が進められます。

Sanuel Merritt Universityとの
大学間交流協定が結ばれました
今回の来学では,OTのDr. Kate Haynerにより,リハビリテーション専門職教育(カリキュラム,教育・評価方法,実習等)についての講義と,看護学部長Dr. Audrey Bermanによるアメリカの保健医療系大学の教育トレンドについての講演が行われました。

医療専門職者の教育先進国から,専門職連携教育,シミュレーションやFlipped Classroom(ひっくり返った授業展開)など先端的な教育手法を学ぶ機会となりました。今後の交流が楽しみです。留学,研修等の広がりも期待されます。

大城 昌平

2013年11月4日月曜日

第53回近畿理学療法学術大会 参加報告

修了生の大杉紘徳です。11月3日に行われた第53回近畿理学療法学術大会で発表して参りました。
第53回近畿理学療法学術大会で発表
(大杉)
今回は,「健康関連QOLと前頭前野脳血流反応の関係‐近赤外分光法による検討‐」というタイトルで,健康関連QOLであるSF-36の下位項目と,認知負荷を与えた際の脳血流反応の関係を検討しました。その結果,SF-36下位項目の中でも,「痛み」の項目が脳血流反応と関連しており,痛みによるQOLの低下は脳機能に影響を与える可能性が示唆されました。

初めての近畿地方学会であり,これまでの東海北陸ブロックとはまた異なる雰囲気を感じることができました。こちらでも,多くの理学療法士が熱心に講演や研究発表を聴いておられ,向上心の高さをうかがうことができました。

今回の学会参加もとても良い刺激になりました。臨床の方々に少しでも示唆を与えることのできる研究を進めていきたいと思います。

最後になりますが,発表にあたり丁寧にご指導いただきました大城先生を始め,京都橘大学の兒玉准教授,研究参加に快く応じていただいた被験者の皆様に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

修了生 京都橘大学 大杉紘徳

2013年11月3日日曜日

2013年度第3回理学療法開発学定期勉強会 開催報告

10月23日に第3回理学療法開発学定期勉強会を開催しました。
勉強会風景
トピック紹介
トピック紹介の担当は加茂 渉さん(M1)で,「睡眠 ~睡眠評価法と睡眠不足により惹起される身体・精神変化~」というテーマで発表して頂きました。自身の研究テーマである睡眠について,社会的背景や測定方法,疾患との関連について紹介されました。
加茂 渉さん(M1)
英文抄読
英文抄読の担当は太田 隆慈さん(M1)で,「Feasibility, reliability, and validity of a smartphone based application for the assessment of cognitive function in the elderly.」を紹介して頂きました。タブレット端末を使用した認知機能検査アプリの開発についての研究論文で,今後の発展が期待できる分野であると感じました。
太田 隆慈さん(M1)
学会予演
また今回は本学卒業生である堀江 利泳子さんに参加して頂き,第29回東海北陸理学療法学術大会の予演として,「障害児等療育支援事業における理学療法士の参画の意義 -症例検討を通して-」を発表して頂きました。日々の臨床での取り組みについての発表で,発表後には参加者から質問・意見・アドバイスなどを受けていました。堀江さん,当日の発表も頑張ってください!
本学卒業生である堀江 利泳子さん

理学療法開発学定期勉強会では,本学の在校生・修了生,また外部の方の参加を受け付けております。毎月第4水曜日の20:00から開催します。勉強会に参加したい,発表の練習をしたい,英文を読んでみたいなど,ご希望のある方は佐藤(12dr03@g.seirei.ac.jp)までお気軽にご連絡ください。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

D2 合田 明生