2013年8月22日木曜日

第8回ディベロップメンタルケアセミナーを開催しました

8月10-11日,東京都立墨東病院において第8回ディベロップメンタルケア(DC)セミナーを開催しました。200名近い参加を得て,盛会裏に終了することができました。
第8回ディベロップメンタルケアセミナー
プログラムは,
1日目 (DCの基礎理論)
・DC総論:早産児・低出生体重児とDC
  仁志田 博司 (東京女子医科大学名誉教授)
・胎児・新生児の生理発達および医学的管理とDC
  南 宏尚 (高槻病院)
・新生児・早産児の家族発達とDC
  永田 雅子 (名古屋大学)
・新生児の看護ケアとDC
  横尾 京子 (広島大学名誉教授)
・胎児・新生児の神経系の発達とDC
  太田 英伸 (国立精神神経センター)

2日目 (DCの実践)
・NICUの場を作る ―グリーフケアを通して見えてきたこと―
  関 和男,平井 菜穂子 (横浜市立大学附属市民総合医療センター)
・早産児のポジショニングとハンドリング
  木原 秀樹 (長野県立こども病院)
・NIDCAPモデルに基づいたDCの実際(ワークショップ)
  大竹 洋子,内海 加奈子 (墨東病院)
  遠藤 瑞穂,佐藤 裕美,森口 紀子 (高槻病院) 
でした。

講師の,知的かつ情熱に満ちた心に響く講義によって,参加者のDCの意識改革,行動変容をinspireすることができたと感じています。参加者の満足度は,99%が「満足」という驚異的数値でした。

次回のセミナーは12月(大阪開催)を予定しています。ご希望の方は,アトムメディカルのHPをご覧ください。近日中に案内をアップいたします。

大城 昌平

2013年8月21日水曜日

The XXIV Congress of the International Society of Biomechanics (ISB) 参加報告

理学療法開発学後期課程の根地嶋です。2013年8月4-9日にブラジルで開催されたバイオメカニクスの学会 The XXIV Congress of the International Society of Biomechanicsにて,「Determining the effect of leg length discrepancy simulation on pelvic alignment by using digital photography」という演題でポスター発表をして参りました。

ブラジルはブラジルでも,学会会場はナタールというブラジルの北東部に位置するまちです。ニューヨークからリオに飛ぶ飛行機では,自分の席にどなたかが座っているというアクシデント(チケットの座席番号が同じ)もありましたが,無事,ナタールに着くことができました。

自身のポスター発表は,脚長差が骨盤アライメントに及ぼす影響を,デジタル画像を用いて解析した研究です。残念ながら会場ではディスカッションするに至りませんでしたが,近いテーマで研究をしていた研究者とコミュニケーションをとれたことは貴重な経験でした。

学会のみならず,今回の出張の過程で言葉の壁に幾度となくぶつかりました。英語でのコミュニケーションができれば,さらに有意義な学会参加・出張になったことでしょう。次の国際学会に参加するときには,グレードアップして望みたいものです。

最後に,長期間の出張に当たり多くの皆様のご協力をいただきました。ご迷惑をおかけしたことをお詫びするとともに,感謝申し上げます。ありがとうございました。研究を次のステップにすすめ,再び国際学会を目指したいと思います。

根地嶋 誠

学会会場の目の前は海です。

上の写真の位置で振り返ると,会場のゲートがあります。
地元民と思われる方々がランニングをしています。

会場入り口です。
会場はビルのように縦に伸びる建物ではなく,平坦で広い作りです。

ポスター会場です。手前のテーブルに軽食が並びます。
夜になればビールなどのアルコールが提供される日もありました。

私のポスターは,上の写真の右列,一番奥に設置する事になりました。