2012年9月12日水曜日

第14回福島県理学療法士会学術集会で学術奨励賞を受賞

第14回福島県理学療法士会学術集会にて口述発表を行い,学術奨励賞を受賞いたしました。

[演題名]
乳児自発運動の特性~正常成熟児と脳障がい児の比較~
儀間裕貴,大城昌平,守田智,畠山江美,柳沼隆之,武藤晶,遠藤敏裕,烏野大,藤原孝之,阿部康次

本研究では生後1か月~4か月までの乳児自発運動を加速度計により経時的に測定し,カオス解析によって質的な特性を検討しました。満期産の正常成熟児と,早産由来の脳障害を有した脳障がい児における自発運動の特性を比較した結果,脳障がい児では秩序ある運動の生成が困難となっている様子を捉えることができました。

本研究の結果は,ハイリスク児早期発見のための指標につながる可能性があり,発達障害を抱えるお子さんの予後を改善していくための有用なデータとなりました。

本研究をまとめるにあたり,大城教授には多大なご支援とご指導を賜りました。この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

今後とも継続して研究活動に取り組んでいきたいと思います。

郡山健康科学専門学校 儀間 裕貴

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