2012年8月18日土曜日

「第5回 Fukushima Child Health 勉強会」で講演を行いました


過日,郡山健康科学専門学校の儀間裕貴先生のお誘いで「第5回 Fukushima Child Health 勉強会」(福島)にて,「赤ちゃんの行動を見つめる ~新生児ケアの向上のために~」と題した講演を行ってきました。竹田綜合病院の渡邉真生先生のお声掛けで,NICUの医師・看護師の参加もありました。講演では,早産児の行動発達と観察方法および発達ケアについてお話しました。趣旨は,「赤ちゃんの行動理解から,やさしいケアが学習障害や行動異常の原因となる高次脳機能障害を防ぎ、前頭前野の適切な発達を促す」というものです。その夜は,会津の地の物とともに,竹田綜合病院の赤ちゃんへの温かなケアの様子を伺うことができ,大変良い機会に恵まれました。

次の日は,郡山健康科学専門学校で「リハビリテーションのための人間発達学 -人の運動と脳と心の発達-」と題した講義を行いました。理学療法学でも,自然人類学や文化人類学的な視点から人を観る教養を身につけることが必要と思われます。人間理解と子どもの発達に対する関心が深まれば大変嬉しく思います。

儀間先生にこの機会をいただき,心より感謝いたします。

大城 昌平

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